麩屋万商店

『麩ァッションデザイナー』を目指す100年企業。お麩の可能性を信じて

2024.6.13

『麩ァッションデザイナー』を目指す100年企業。お麩の可能性を信じて

こんにちは。
おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。

今回は、岡崎市内で110余年に渡り生麩の製造販売を行う「麩屋万商店」さんに取材に行ってきました!

皆さんは普段『お麩』を食べる機会ってありますか?

私は正直、ほとんど食べたことがありませんでしたが、今回麩屋万商店さんのお話を聞く中で、お麩の魅力、可能性について非常に感銘を受けました。

この記事を読んだあなたの食卓にお麩が並んでくれたら幸いです。

さて、麩屋万商店は、明治44年の創業から一貫して生麩を使用した各商品の製造販売を行ってきましたが、最近では受注販売ではなく、さまざまな新商品をリリースするなど、様々な取り組みを進めています。

取材をさせていただいたのは麩屋万商店代表取締役の峯田和幸さん。朗らかで穏やかな雰囲気のなか、お話を伺いました。

『麩ァッションデザイナー』を目指す100年企業。お麩の可能性を信じて

―――『お麩』との出会いはいつからだったのでしょうか?

和幸「麩屋万商店は曽祖父が立ち上げたんだ。私がその四代目。小さい頃から、お麩はいつもそばにあったんだよね。

だから漠然と、将来は店を継ぐんだろうなって思ってた。でも、若い頃は反抗期ってやつで、親の決めたレールの上を歩くのが嫌で、違う職に飛び込んだ時期もあったんだ。

親もとても厳しくて、そこから抜け出したいと思ってたのかもしれないね。

ところが、一度私が大きなトラブルに見舞われて、その時にあの厳しい父親が助けてくれたんだよね。

その親の優しさに触れたことがきっかけで、この道に戻ることにしたんだ。

家に戻ってからも親は確かに厳しかったけど、今になってみれば、あの厳しさがあったからこそ、今の自分がいるのだと感じているよ。今だから言えるけどね笑

そこからは、職人だった父親の背中を目標として、超えるためにひたすらお麩の製造をしていたかな。」


父親と息子で仕事をするのって、とても難しいですよね。
そんな峯田さんは、職人であったお父様を目標に『お麩』を極めていきますが、これまでの受注に特化した形態ではなく、今では自社商品を開発して、キッチンカーで出品するなど、幅広く事業を展開しております。

『麩ァッションデザイナー』を目指す100年企業。お麩の可能性を信じて

―――従来にはなかった新たな取り組みを積極的に展開されていますが、何かきっかけはあったのですか?

和幸「代表になってからかな。「止まったら終わってしまう」と考えるようになって、なにか新しいことを始めないといけないって思ったんだ。

現状維持は後退の始まりだともいうしね。そこで、Oka-Bizに10年くらい前に相談しに行ったのが最初だったかな?そこでの相談から、新商品の「たまかざり(9種類のカラフルな麩饅頭)」ができたんだ。

それまでは受注販売が主だったから、営業になんて行ったことがなかったんだけども、新商品の開発をきっかけに様々なことに挑戦してみて、もっと新しいことをやりたくなってしまったんだよね。

今では自分で組み立てたキッチンカーで麩饅頭の移動販売を行なったり、地元の大学生さんとのコラボレーションで新商品を開発したり、色んなお店で街頭販売を行ったり、今も新しいことをしたくてワクワクしているよ。

どうしても父親を目標にしていた時期が長かったんだけども、自分にしかできないやり方もあるかなと思って、いまでは職人ではなく、商売人としてどうやっていけばいいかなって考える軸が変わったかな?もちろん、現場でお麩を製造してくれている社員のみんながいてこそなんだけどね。」


毎年、新しい取り組みでメディアを賑わせている峯田さん。最後に、食文化としての『お麩』の魅力と展望について語っていただきました。

『麩ァッションデザイナー』を目指す100年企業。お麩の可能性を信じて

―――『お麩屋さん』として、今後どのような展望がありますか?

和幸「110年続いた伝統を次に引き継いでいくことが一番大事なことだと思ってるよ。

次代に引き継ぐためにも『お麩』という食文化を広げていかなくてはいけない。肌感だけど、『お麩』を食べたことある人って全体の10%くらいだと思うんだよね。例え知っていても『お麩』っていうと、精進料理に使われる、とかそういうイメージが先行してしまうとおもうし。

だけど『お麩』って、原材料は小麦粉なので様々な料理との相性も良いし、汎用性もある食材なんだよね。

だから私は『お麩』を、いかに流行に乗せていくかが大事だと考えてる。もっと噛み砕いていうと、『お麩』というダイヤの原石がいるとして、その原石を磨いて、どんな服を着せてランウェイを歩いてもらうか。それをコーディネートする『麩ァッションデザイナー』になるのが今の目標かな。

そのために、麩ァッションショーを開催できる場所を、今後はキッチンカーや催事への出展などで機会を増やしていきたいかな。」


職人として、商売人として、『お麩』の魅力を発信し続けている峯田さん。
今後も様々な展開で私たちをワクワクさせてくれることでしょう!

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こちらの記事を読んで、「麩屋万商店」さんの作る『お麩』が気になった方は、是非おかふるホームページからオリジナルグッズをご購入くださいませ!

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