山下納豆

「俺が美味しいと思う“ホンモノ“しか作りたくない!」 職人社長の創業から変わらぬ納豆へのこだわりとは?

2023.12.7

「俺が美味しいと思う“ホンモノ“しか作りたくない!」 職人社長の創業から変わらぬ納豆へのこだわりとは?

こんにちは。

おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。

今回は、創業以来60年以上にわたって“納豆づくり“にこだわり続け、納豆日本一の称号を獲得したこともある、山下食品株式会社様に取材に行ってきました!

本日お話を伺うのは、代表取締役の山下さん。

山下食品株式会社の2代目として、納豆の持つ魅力を広げていきたいと日々試行錯誤をしている山下さん。今日はその納豆への熱い想いを伺いました。

「俺が美味しいと思う“ホンモノ“しか作りたくない!」 職人社長の創業から変わらぬ納豆へのこだわりとは?

―――なぜ、幅広い世代から山下納豆が支持されるのでしょうか?

山下「地域の小学校にはうちの納豆をよく出しています。岡田さんのように、子どもが給食をきっかけで納豆が食べられるようになったと、毎年のように学校の先生に親御さんから連絡があります。

“この納豆はどこに行けば買えますか?”

“いままで納豆を食べなかった子どもが食べられるようになりました!”

そういう連絡を聞くと嬉しくなります。この前もうちが卸しているスーパーの納豆コーナーで、小さな子どもが「俺の納豆見つけた!」って言って手に取ったのがうちの納豆で、思わず嬉しくなりました。

幅広い世代から支持される理由は、やっぱり豆が“やわらかくて臭いが少なく、大豆の味がわかりやすい”ところかと思います。これは創業時から大事にしてきたこだわりですね。」




私は小学校の時に給食で出てきた山下納豆で納豆を食べられるようになりました!

私も幼いながらにその違いを感じていたのかもしれません。今でもやはり山下納豆を食べると、その違いに毎回感動してしまいます。

それでは、納豆一筋、創業時から60年近く守り抜いてきた“こだわり”を深掘りしていこうと思います。

「俺が美味しいと思う“ホンモノ“しか作りたくない!」 職人社長の創業から変わらぬ納豆へのこだわりとは?

―――原料となる大豆への“こだわり”について教えてください。

山下「お米の品種と同じように大豆にもたくさん種類があって、うちの納豆に合う品種を探すのがとても大変です。

どうしても自分が納得するクオリティの納豆をつくりたいから、原価の高い大豆を仕入れてしまうこともしばしばあり。そこが悩みの種ですね(笑)

あとは、一度この大豆!と決めても、他に最適な大豆がないかどうかは常に探し続けています。

私は“納豆の職人”だから、品質を良くするための試行錯誤はずっと続けていきたいと思いますし、自分が美味しいと思える納豆じゃないと作りたくないですね(笑)」




山下さんの納豆職人としてのプライドですね。

今回は、おかふるのために特別な納豆の詰め合わせを用意していただきました。

6種類の納豆が入っているのですが、その中でもこの「ゴールドA」は山下食品にとって特別な商品だそうです。

「俺が美味しいと思う“ホンモノ“しか作りたくない!」 職人社長の創業から変わらぬ納豆へのこだわりとは?

――『ゴールドA』の開発のきっかけを教えてください。

山下「『ゴールドA』は、ちょうど50年前くらいに開発したうちの最初の看板商品で、“1番いいもの”という意味で金の『ゴールド』とACEの『A』を合わせた名前にしました。

創業当時は海外産の大豆を使って納豆を作っていましたが、先代がもっと素材の良いものを使って“本当に美味しい納豆を作りたい!”という想いでこの商品を作りました。

今でもうちが大事にしている「安く売るのではなく、高くてもホンモノを売ることが大事」という考えはこの時期に生まれたと思っています。

そこから、山下食品のこだわりと味の評判が伝わって、多くの人に支持されたことで「ゴールドA」は、50年以上も続く山下食品の看板商品として残っているんです。」

「俺が美味しいと思う“ホンモノ“しか作りたくない!」 職人社長の創業から変わらぬ納豆へのこだわりとは?

山下食品の代名詞と言っても過言ではない看板商品「ゴールドA」をはじめとする、地元でしか購入ができない納豆6種類のセットがお取り寄せできるのは“おかふる”だけ!


ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?