発知商店

「まちが元気になれば、私たちも元気になる」 〜お客様に寄り添って105年、いつの時代も変わらぬ笑顔を〜

2024.5.16

こんにちは。

おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。

今回は、岡崎市で100余年続く酒屋さん「株式会社発知商店 角打ちリカーホッチ」さんに取材に行ってきました!

「まちが元気になれば、私たちも元気になる」 〜お客様に寄り添って105年、いつの時代も変わらぬ笑顔を〜

「ほっちさん」の愛称で地域から親しまれている発知商店さん。

5代目の稔貴さんは

「お客様の悩みに寄り添ってきたから今まで続けてこれた。大手の酒屋ではできないような、お客様のニーズを叶えるために動いてきたからこそ今があるんです。」

と語ります。

そんな稔貴さんは、酒屋の息子として育ち、大学では食品の成分分析の研究をしていたそうです。

就職活動当初は飲料メーカーの研究職を志望していたそうですが、自分自身の人生を今一度見直し、将来は実家を継ぐことを考え、その糧とすべく、酒類販売に携わることができる業界への就職を決心しました。

就職後は、酒業界の動向を常に研究してきたという稔貴さん。現在売り上げを伸ばしている酒屋がどのような取り組みをしているのか、さまざまな知見を得て、今では発知商店の5代目として、さまざまな取り組みを実施しています。

「まちが元気になれば、私たちも元気になる」 〜お客様に寄り添って105年、いつの時代も変わらぬ笑顔を〜

―――『角打ち』スタイルは稔貴さんが考案されたのですか?

稔貴「サラリーマン時代に他社の酒屋で『角打ち』を目にし、このようなビジネスモデルがあることを知りました。

もともと発知商店は企業向けの配達が主な業務でしたが、時代の変化に合わせて新たな展開を模索していたところ、対お客さんに直にサービスを提供できる『角打ち』に魅力を感じ、ノウハウがないなかで事業をスタートさせました。

また、お酒は本来嗜好品で、高価な商品に手を伸ばしづらいことに着目し、『角打ち』なら、高価なお酒も少量で、手頃な価格で試すことができ、新しいお気に入りを見つける機会を提供できると思いました。

また、お酒を選ぶ過程でのコミュニケーションを通じて、自分のキャラクターを活かせるという自信もありましたね。

そして、この事業は仕事と家庭の中間に位置する“帰路”に焦点を当てています。

仕事と家庭の間で気持ちの切り替えができる場所として「角打ちリカーホッチ」を位置付けてもらえれば嬉しいです。」

「まちが元気になれば、私たちも元気になる」 〜お客様に寄り添って105年、いつの時代も変わらぬ笑顔を〜

是非「角打ちリカーホッチ」に遊びに来てください!

『角打ち』は席料もなく、リーズナブルにお酒を楽しむことができます。

落ち着いた空間、スタッフとの会話の中でお客様にリラックスしてもらいたいという稔貴さんの想いがたくさん詰まっていますね!


また、稔貴さんは自社事業の他にも岡崎市の中心部、乙川リバーフロント地区(QURUWA)の活用方法を模索する広域連合『7町・広域連合会 次世代の会』にも積極的に参加されており、今はイベント部会の部会長をされています。

お店は岡崎市の南部に位置していますが、なぜエリアの離れた地区の連合会に所属しますことになったのでしょうか?

―――『7町・広域連合会 次世代の会』に所属された理由はなんですか?

稔貴「酒屋って特殊な業態で、自社だけで売り上げを上げることが難しいんです。酒屋を使ってくれる飲食店が増えること、お酒を提供できるイベントが増えることで、やっと私たちの売り上げにつながる。ちょっと特殊な業界なんです。

そういう背景から、私は『まちが元気になれば、私たちも元気になる」と思い、そのためにはどうしたら良いのか?ということをずっと考えているなかで、ご縁があって『7町・広域連合会 次世代の会』に所属させていただきました。

当初は、地域活性化のアイデアを学びたいというふうに考えていましたが、今では岡崎市の中心部と、南部エリア同じく地域を盛り上げるべく活動している「出会いの駅おかざき」と「岡崎えきまえ発展会」(共に稔貴さんが理事を務めていらっしゃいます)とを繋げてさらに活性化させたいなと考えています。」

「まちが元気になれば、私たちも元気になる」 〜お客様に寄り添って105年、いつの時代も変わらぬ笑顔を〜

まちの笑顔が稔貴さんの笑顔にもつながる。まさに“笑顔の連鎖”

さらに稔貴さんは、その笑顔の連鎖を広げていきます。

稔貴「私たちはお酒を仕入れて、それを販売するのが仕事です。なので、販売先を増やしていくことはもちろんですが、仕入れ先の酒蔵メーカーさんも元気になってもらわなくてはなりません。

発知商店は岡崎で商いを始めて100余年経ちますが、やはり岡崎のメーカーさんがいてくれたからここまでこれたな、と感じています。

その恩返しではないですが、今回の「おかふる」への出展を機に、岡崎に2つしかない酒蔵さんの商品のセットを用意しました。お酒を通して岡崎の魅力が伝われば幸いです。」


地元への熱い想いを持って日々、人の笑顔のために活動をされている稔貴さん。

そんな稔貴さんが、お勧めする地元・岡崎市の酒蔵のお酒のセットが購入できるのはおかふるだけ!

こちらの記事を読んで、「株式会社発知商店 角打ちリカーホッチ」が気になった方は、是非おかふるホームページからご購入くださいませ!