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旭軒元直
和菓子に対する想いやこだわりが詰まった魅力的な和菓子屋『旭軒元直』さん。
writer:おっち
創業36年。岡崎で100年以上の歴史のある和菓子屋『旭軒元直』さん。 昔から続く伝統を守り、現在の時代に合った和菓子を元めて日々挑戦し続ける和菓子屋さんです。 看板メニューにもある、カクキュー八丁味噌を使用した「八丁みそまんじゅう」や、大樹寺に奉られている貫木神を意匠して作られた「開運貫木」 岡崎最古の神社、菅生神社が描かれている「菅生まつり」など、岡崎の和菓子屋さんとして大変好まれています。「八丁みそまんじゅう」は平成3年頃に『旭軒元直』さんにて作られました。 浜松にある「玉華堂」さんのみそまんじゅうのレシピを参考に、カクキューさんの八丁味噌を使用してできた和菓子です。 赤味噌を使用してのまんじゅうは安定して膨らむ事が難しく、夏と冬では配合を変えながら作っています。 また、粒あんもみそまんじゅうに合わせたやわらかめの粒あんを使用して、今の「八丁みそまんじゅう」が出来上がっています。 「玉華堂」さんとのご縁があったからこそ完成したまんじゅうで、今では岡崎のみそまんじゅうとして人気の商品となりました。 コクのある八丁味噌を練り込んだ生地の中には柔らかめの粒あんが入っていて、一口食べると味噌の香りと丁度いい甘さの粒あんが口の中いっぱいに広がる美味しい和菓子となっています。『旭軒元直』さんのもう一つの看板メニューとして「開運貫木」が挙げられます。 販売は平成7年から、和洋折衷な記念菓子を作ろうとしてできたと言われています。 名前の由来は大樹寺にある貫木神から取ったとされていて、お菓子には3つの切り込みが付けてあり、その見た目は貫木に付いてる刀傷を元にしていると言われています。 ちなみに「開運貫木」のパッケージの絵は社長がデザイン。見た目にもお店のこだわりが詰まっています。 お菓子の中にはこし餡と栗が入っていて、外はサク、中はしっとりとなっています。甘過ぎず食べやすいお菓子として大人気商品となりました。
2024/08/08
合資会社八丁味噌(カクキュー)
伝統を守りつつ進化する八丁味噌
writer:まさこ
愛知県岡崎市八丁町(旧八丁村)で江戸時代初期から続く伝統製法で八丁味噌を造っている会社(蔵)は、「カクキュー」と「まるや」のみなんです。 日本で2社。 つまり、世界中でも2社しかないんです! 近年では健康食として海外からも注目を集めるという、八丁味噌。 諸説ありますが、岡崎生まれの徳川家康が長寿だったのは、江戸にまで味噌を取り寄せて毎日味噌汁として飲んでいたから、だといわれています。 岡崎に、日本に、世界で2社しかない八丁味噌の蔵元「カクキュー」にお邪魔させていただきました!!「カクキュー」の敷地の一部は観光施設「八丁味噌の郷」として整備され、工場内も一部公開されています。 事務所として利用している本社屋や史料館は国の登録有形文化財でもあり、歴史を感じさせる立派な蔵と館が並んでいます。 岡崎市にいらした際には無料で楽しめるガイド付きの工場見学ツアーがおすすめです。 ひとつひとつ手作業で袋詰めする様子や、太平洋戦争の戦火を免れた資料、連なる巨大な味噌桶。歴史ある八丁味噌の魅力をガイドさんが丁寧に解説してくれます。 見学の最後には、最高級の八丁味噌を使った味噌汁の試飲があり、併設する売店や食事処でショッピングとお食事も楽しめます。 「八丁味噌の郷」には「食事処 休右衛門」があり、味噌蔵元が作る、美味しい味噌煮込みうどんが味わえます。 味噌煮込みうどんは、八丁味噌がふんだんに使われていて、深いコクで、ひと味もふた味も違うおいしさです! 名古屋めしの定番、味噌カツ定食も絶品!!蔵元が作るみそだれが、やっぱりおすすめです。 こちらでは、味噌桶を眺めながらお食事をしていただけるので味だけでなく、雰囲気も抜群です。
2024/05/30
【おかふるセレクション】定番!岡崎の八丁味噌特集
writer:おかふる運営
岡崎市観光協会のおかふる担当者です。 今回のテーマは「岡崎初心者におすすめ!定番の岡崎土産」! 一目見て「岡崎」だ!とわかる、お土産にピッタリな商品のご紹介です。 まず、「岡崎」といえば何を思い浮かべるでしょうか……。有名なのは「八丁味噌」ではないでしょうか。 岡崎市八丁町には、今も変わらない製法で八丁味噌を作る2軒の蔵元が旧東海道を挟んで建っています。 その蔵元とは、創業1337年の「まるや八丁味噌」と、創業1645年の「カクキュー八丁味噌」。なんと2軒とも、おかふるに出品いただいています!はじめに、まるや八丁味噌さんの商品のご紹介です。 〇まるや八丁味噌「おかふる」セット 八丁味噌初心者さんにおすすめ!”味噌”や"みそだれ"、"うどん"や"かりんとう"と、あらゆる角度から八丁味噌を楽しんでいただける商品です! ■価格 3,240円(税込)+ 送料[60サイズ]
2024/05/09
岡崎ビール
クラフトビール愛×郷土愛= 最高のクラフトビールブルワリーが岡崎に誕生しました。
writer:おもしろ創造研究室 室長 岡田
こんにちは。 おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。 今回は、最近誕生した岡崎市初のクラフトビールブルワリー「岡崎ビール」に取材に行ってきました! 本日お話を伺うのは、代表取締役の天野さん。 (なんと、私の幼小中の先輩でした。天野先輩とこれからは呼ばせていただきます。) 元々、サラリーマンとして働いていましたが、30代前半に差し掛かったあたりから、 「残りの人生の時間をもっと自分の好きなことに費やしたい」 という思いが日増しに強くなり、大好きであったクラフトビールの世界に足を踏み入れることを決心されたそうです。 天野「元々ビールを飲むのが好きでした。 サラリーマン時代にオクトーバーフェストをきっかけにビールの多様なスタイルに興味を持ち、全国各地のビール醸造所見学の旅行を始めて、どんどんクラフトビールの魅力にハマっていきました。 海外旅行については初心者でしたが、本場のビールを知りたい思いからドイツ、チェコ、ベルギー、イギリス、アイルランド、アメリカの醸造所やバーも巡りました。」
2024/01/18
一隆堂喫茶室
1955年創業の手焼きせんべいとこだわりのコーヒーを堪能できるカフェをご紹介♪
writer:おっち
連尺通りにある『一隆堂喫茶店』 こちらのお店は隣にある1955年創業の手焼きせんべい『一隆堂』の喫茶部門としてオープンしました。 元々『一隆堂』の倉庫で2013年に金土日限定で喫茶店を始めたのがきっかけで、2016年に一隆堂ビルの1階をリノベーション後に移転。その後オープンしたカフェとなります。 お店に入ると香ばしいコーヒーの香りがお出迎え。オーナーセレクトのエモいBGMを聴きながらまったり過ごす事ができます。 そして毎月最終土曜日にはJAZZ喫茶として夜18時〜22時まで営業。 名前の通りJAZZを聴きながらお酒やコーヒーなど夜の時間を楽しむ事ができます。夏は八ケ岳の天然水を使用したかき氷が大人気。 冬の自然の厳しい寒さを利用して凍らせた天然氷をふわふわに削り、特製シロップと合わせた特製かき氷となっています。 定番メニューの他に限定メニューもあって飽きさせない『一隆堂喫茶店』オリジナルのかき氷を堪能できます。 中には美味し過ぎて3杯も食べるお客様もいるとか…
2023/11/30
名代とんかつ一休
地産地消にこだわった、ここでしか味わえない“岡崎の味”
writer:小野 恭平
徳川家康公の生まれ故郷であるここ岡崎の地に、医食同源をおもてなしの心とし、地場でとれる旬の食材を扱う「とんかつと料理」の店として、長年多くの方から愛されている名店があります。 そのお店とは、岡崎市龍北総合運動場からほど近く、東名高速道路のすぐ西側に位置する「名代とんかつ 一休」さん。 創業50年以上の老舗で、地産地消や体に優しい食材を使うことに、トコトンこだわったとんかつ屋です。一見するとオシャレなカフェのようにも見える、外壁に石材をあしらった素敵な外観。 広々とした店内には、大きな丸窓から明るい光が差し込み、ゆったりと心寛ぐ落ち着いた雰囲気が漂います。 1Fにはテーブル席、カウンター席、ボックス席、座敷席が設けられ、2Fには団体様用の大広間も完備しています。地元の人はもちろん、休日には遠方から来る観光客でも賑わうそうですよ。
2023/10/05
味工房 うめきん
ぬかたで育った金次郎こんにゃく
writer:OKAZAKI
「味工房うめきん」は、こんにゃく・心太の専門店。 昭和5年に創業してから現在に至るまで、ぬかた地区の大自然の中こんにゃくを作り続けています。 岡崎の都心部を抜け、男川沿いにずうっと車を走らせると見えてくる小さな看板。 この看板が、目印です。見逃さないように注意してください。そう楽しそうに話す三代目。 家族で出かけた時に、出店で田楽蒟蒻を買って食べたんだそう。 その蒟蒻がすごく美味しくて、思わずお店の人にどこの商品か尋ねたら、 なんと自社商品でびっくりしたというエピソードを話してくれました。 「自分が美味しいと思う蒟蒻を作っている」と言うだけあります。 このエピソードを聞いて、すっかり社長のファンになってしまいました。 うめきんの蒟蒻は、本宮山麓の男川の水を使って、低い水温で仕込みます。 そして、夕方から朝まで低温でゆっくりと煮ます。 低い水温で仕込むことで、原料をたくさん使っても、なめらかでもちもちとした食感を味わえる製品ができるそう。 そしてゆっくり煮ることによって、粘りと弾力がある蒟蒻に仕上がるそうです。 つまり、低い水温と手間をかけた製法。 この二つが合わさることで、味工房うめきんのおいしい蒟蒻が出来上がっているのです。
2023/06/01
株式会社まるや八丁味噌
江戸時代から守り続けるまるや八丁味噌の伝統の味
writer:小野 恭平
八丁味噌メーカーの老舗「まるや八丁味噌」は、延元二年(1337年)に醸造業から始まり、江戸時代から始めた八丁味噌造りの伝統の技と味を今日まで守り続けています。八丁味噌の名は、愛知県岡崎市にある岡崎城から西へ八丁(約870メートル)の距離にある八丁町(旧八丁村)に由来しています。 この地は、矢作川の舟運と旧東海道が交わる水陸交通の要所でした。江戸時代には土場(船着き場)・塩座(塩の専売)があり、舟運を利用して原料の大豆や塩を調達し、味噌の出荷ができました。また、矢作川の良質な伏流水にも恵まれ、八丁味噌造りに適した条件が揃っていたことが、ここ八丁町での味噌づくりのはじまりです。八丁味噌は江戸時代初期より、旧東海道を挟んで向かい合った2軒の老舗の伝統製法を用い、米麹や麦麹を使わず原料の大豆全てを麹にした豆麹で作られる豆みその銘柄です。 蔵の中で直径・高さともに6尺もある木桶に仕込み、3トンもの重石を石積み職人たちの手で円すい状に積み上げる伝統の技。そして大豆と塩と水のみを使い、人の手を入れず二夏二冬かけて熟成させ、自然の摂理にただ従うという昔ながらの伝統製法を守ることで、素材の旨みを引き出した昔と変わらぬ伝統の味が生まれます。大豆の旨味を凝縮した濃厚なコクと少々の酸味、渋味、苦味のある独特の風味が特徴です。 この八丁味噌が、名古屋・三河地方の代表的名物グルメ、味噌煮込み、味噌カツ、味噌おでんなどの原点となっています。まるや八丁味噌では工場見学も随時行っており、ガイドさんがアットホームな雰囲気で製造所内を案内してくれます。広い蔵内に歳月を重ねた味噌桶が立ち並ぶ姿は圧巻です。3トンもの重石を円すい型に積み上げるのは職人技で、石積み職人として一人前になるまでには数年かかるとのこと。 見学の最後には、八丁味噌が決め手の「みそだれ」でコンニャク田楽の試食もでき、直営の売店では八丁味噌や赤だし味噌はもちろん、様々なお土産の販売も行っています。製造所内に流れるゆったりとした時間と香りの中で、味噌蔵ならではの風景をお楽しみいただけます。 【工場見学受付時間】 9:00-12:00、13:00-16:20 (定休日:12月31日-1月3日)
2023/03/14
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