味工房 うめきん

ぬかたで育った金次郎こんにゃく

2023.6.1

ぬかたで育った金次郎こんにゃく

三代に渡って作り続けてきた“おいしい”蒟蒻

「味工房うめきん」は、こんにゃく・心太の専門店。
昭和5年に創業してから現在に至るまで、ぬかた地区の大自然の中こんにゃくを作り続けています。

岡崎の都心部を抜け、男川沿いにずうっと車を走らせると見えてくる小さな看板。
この看板が、目印です。見逃さないように注意してください。

ぬかたで育った金次郎こんにゃく

「これ美味しいな、どこの蒟蒻だろうって聞いてみたらうちのだったんだよね」

そう楽しそうに話す三代目。

家族で出かけた時に、出店で田楽蒟蒻を買って食べたんだそう。
その蒟蒻がすごく美味しくて、思わずお店の人にどこの商品か尋ねたら、
なんと自社商品でびっくりしたというエピソードを話してくれました。

「自分が美味しいと思う蒟蒻を作っている」と言うだけあります。
このエピソードを聞いて、すっかり社長のファンになってしまいました。

ぬかたで育った金次郎こんにゃく

秘訣は低温でじっくりコトコト

うめきんの蒟蒻は、本宮山麓の男川の水を使って、低い水温で仕込みます。
そして、夕方から朝まで低温でゆっくりと煮ます。

低い水温で仕込むことで、原料をたくさん使っても、なめらかでもちもちとした食感を味わえる製品ができるそう。
そしてゆっくり煮ることによって、粘りと弾力がある蒟蒻に仕上がるそうです。

つまり、低い水温と手間をかけた製法。
この二つが合わさることで、味工房うめきんのおいしい蒟蒻が出来上がっているのです。

ぬかたで育った金次郎こんにゃく

100%の状態に仕上げない

うめきんの蒟蒻は、パッケージングする時の仕上がりが100%ではなく、70から80%の状態だそうです。
それは、お客様の手元に行き、“お客様が蒟蒻を調理した時”に100%の状態にしたいから。
どこまで行っても、お客様に美味しく蒟蒻を食べてもらうことを考えています。

ぬかたで育った金次郎こんにゃく

お手軽こんにゃくを開発した三代目

お手軽こんにゃくって何?と思う方ばかりだと思います。
味工房うめきんの商品の中に、「岡崎いえやす田楽」というものがあります。
いえやすと言えば徳川家康ですが、うめきんではもう一つの意味があるんです。

”家で易々と食べられる”

徳川家康とかけた、素晴らしいネーミングセンス。
なんと、詰め合わせセットにも入っている味噌付きの蒟蒻、
すべてパッケージのまま湯煎することができます。味噌も一緒に。
湯煎したら袋から出してそのまま食べるだけ!
忙しい現代社会にぴったりですね。

三代目は、蒟蒻も時代のニーズに合わせていかなければならない、といえやす田楽を開発しました。

ぬかたで育った金次郎こんにゃく

一口でわかる違い!

筆者も味工房うめきんの蒟蒻をいただきました。

うめきんのオンラインショップにもある、さしみ三色玉蒟蒻をいただいたのですが、一口かじってびっくり。
「普段食べてる蒟蒻と全然違う…」
なめらかな歯触りに適度な弾力で、ぷりぷりしているので咀嚼するのが楽しい。

本当に美味しい蒟蒻に出会ってしまいました。


皆さんも味工房うめきんの蒟蒻を食べる時は注意してくださいね。
他の蒟蒻に戻れなくなりますから。

今回ご紹介した商品はこちら

おかざき田楽蒟蒻詰合せ

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