旭軒元直
和菓子に対する想いやこだわりが詰まった魅力的な和菓子屋『旭軒元直』さん。
2024.8.8
康生通りにある岡崎の和菓子屋さん『旭軒元直』さんとは?
創業36年。岡崎で100年以上の歴史のある和菓子屋『旭軒元直』さん。
昔から続く伝統を守り、現在の時代に合った和菓子を元めて日々挑戦し続ける和菓子屋さんです。
看板メニューにもある、カクキュー八丁味噌を使用した「八丁みそまんじゅう」や、大樹寺に奉られている貫木神を意匠して作られた「開運貫木」
岡崎最古の神社、菅生神社が描かれている「菅生まつり」など、岡崎の和菓子屋さんとして大変好まれています。
ご縁からできた『旭軒元直』さんの看板メニュー「八丁みそまんじゅう」
「八丁みそまんじゅう」は平成3年頃に『旭軒元直』さんにて作られました。
浜松にある「玉華堂」さんのみそまんじゅうのレシピを参考に、カクキューさんの八丁味噌を使用してできた和菓子です。
赤味噌を使用してのまんじゅうは安定して膨らむ事が難しく、夏と冬では配合を変えながら作っています。
また、粒あんもみそまんじゅうに合わせたやわらかめの粒あんを使用して、今の「八丁みそまんじゅう」が出来上がっています。
「玉華堂」さんとのご縁があったからこそ完成したまんじゅうで、今では岡崎のみそまんじゅうとして人気の商品となりました。
コクのある八丁味噌を練り込んだ生地の中には柔らかめの粒あんが入っていて、一口食べると味噌の香りと丁度いい甘さの粒あんが口の中いっぱいに広がる美味しい和菓子となっています。
大人気な記念菓子、そして想いが詰まった「開運貫木」
『旭軒元直』さんのもう一つの看板メニューとして「開運貫木」が挙げられます。
販売は平成7年から、和洋折衷な記念菓子を作ろうとしてできたと言われています。
名前の由来は大樹寺にある貫木神から取ったとされていて、お菓子には3つの切り込みが付けてあり、その見た目は貫木に付いてる刀傷を元にしていると言われています。
ちなみに「開運貫木」のパッケージの絵は社長がデザイン。見た目にもお店のこだわりが詰まっています。
お菓子の中にはこし餡と栗が入っていて、外はサク、中はしっとりとなっています。甘過ぎず食べやすいお菓子として大人気商品となりました。
こだわり抜いた春限定和スイーツ「いちごロンド」
春になると『旭軒元直』さんで販売される限定商品「いちごロンド」
リピーターも多く、販売すると即売り切れてしまうぐらい大人気な商品となります。
いちごロンドの皮は現在社長でしか焼けないぐらい難しく、普通のどら焼きとは違う生地の配合やクリームの量、焼き色などまさに職人技!
その見た目も写真映えするぐらい美しいので『旭軒元直』さんのオススメ商品としても人気となっています。
(販売時期は4月上旬までとなっています)
「よってきん みてきん もってきん」
今回の特集記事の取材にご協力して頂いた伊藤尚美さんから頂いたメッセージ。
和菓子に対する熱意や、社長のおちゃめな部分のお話もあったりと楽しいお話を聞く事ができて<また行ってみたい>と思わせてくれる、居心地の良い和菓子屋さんだと改めて感じる事ができました。
岡崎に遊びに来た際はふらっと寄って、いろんな和菓子を見て、最後にお土産や自分へのご褒美として買ってみて下さい♪
また『旭軒元直』さんのSNSを見ると、和菓子を使った遊び心を見る事ができるので是非チェックしてみて下さい。
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