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肉の横山
三代続く、町のお肉屋さん
writer:まさこ
三代続いている昔ながらの対面販売のお肉屋さんの『肉の横山』様にお伺いさせていただきました! お店では、黒毛和牛の鳳来牛など、地元三河産の牛肉にこだわり、愛知県産の豚肉、国産の鶏肉、各種ホルモン等を多数取り扱っていらっしゃいます。 ほぼ毎日店頭に何かしらの珍しいお肉が置いてあるので、毎日ついつい足を運びたくなってしまうお店です。 そんな『肉の横山』様の、横山さんにお話をお伺いさせていただきました。岡崎市矢作町にある商業施設内にお店を構えられていらっしゃいます。 この商業施設はユーストア→ピアゴ→ドン・キホーテと、3回変わっているのですが、その中で唯一変わらないのは『肉の横山』様だけ。 こちらのお店は毎日何かしらの珍しいお肉の部位があるのですが、扱うようになったきっかけも、商業施設内だからこその理由がありました。 お隣りにも精肉店があり、そのお店との差別化を図りたい! ただ、それ以上にお肉屋さんしか知らない、お肉屋さんだからこそ知っている、おいしい部位を食べてほしい、知ってほしいといった想いがあったそうです。初代が創業し、二代目がさらに輝かせ、三代目が新たな商品の開発やInstagramの発信等、チャレンジをし続けています。 三代目は幼い頃から、初代と二代目、お店で働くみなさんの姿を間近で見続けてきました。 お客様に笑顔で接する姿、時には悩みながらもお店を切り盛りしていく姿も。 そんな三代目は学生時代、友達とのバーベキューでお肉が大好評だったことも、転機の1つ。 自分のお店のものを、作ったものを喜んでもらえる嬉しさで、家業への想いが強くなりました。 さらに、ご自身が接客業に勤しみ楽しさ、難しさ、そして責任感。言葉では言い表せない大切なものを経験し、継ぐ事を決意されました。
2024/10/17
味工房 うめきん
ぬかたで育った金次郎こんにゃく
writer:OKAZAKI
「味工房うめきん」は、こんにゃく・心太の専門店。 昭和5年に創業してから現在に至るまで、ぬかた地区の大自然の中こんにゃくを作り続けています。 岡崎の都心部を抜け、男川沿いにずうっと車を走らせると見えてくる小さな看板。 この看板が、目印です。見逃さないように注意してください。そう楽しそうに話す三代目。 家族で出かけた時に、出店で田楽蒟蒻を買って食べたんだそう。 その蒟蒻がすごく美味しくて、思わずお店の人にどこの商品か尋ねたら、 なんと自社商品でびっくりしたというエピソードを話してくれました。 「自分が美味しいと思う蒟蒻を作っている」と言うだけあります。 このエピソードを聞いて、すっかり社長のファンになってしまいました。 うめきんの蒟蒻は、本宮山麓の男川の水を使って、低い水温で仕込みます。 そして、夕方から朝まで低温でゆっくりと煮ます。 低い水温で仕込むことで、原料をたくさん使っても、なめらかでもちもちとした食感を味わえる製品ができるそう。 そしてゆっくり煮ることによって、粘りと弾力がある蒟蒻に仕上がるそうです。 つまり、低い水温と手間をかけた製法。 この二つが合わさることで、味工房うめきんのおいしい蒟蒻が出来上がっているのです。
2023/06/01
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