こんにちは。
おかふる公認ライター、おもしろ創造研究室 室長の岡田です。
今回は、岡崎市東部で製菓業・カフェを営むマジカルさんに取材に行ってきました。
マジカルさんは創業38年。
地元では知らない人がいない有名店であります。
私もそうだったのですが、この記事をご覧の皆様も一度はマジカルさんのケーキを食べたことがあるのではないでしょうか?
そんなマジカルさんは、種類豊富なデコレーションケーキや、随時30種類ほどあるカットケーキをはじめとして、
さらには岡崎市の八丁味噌やえごま油、卵やいちごを使うなど地元を大切にした取り組みもされているのだとか!
今回取材に応じていただいたのは、代表取締役の尾崎さん。
早速お話を伺いましょう!
尾崎「元々、ケーキ作りを生業にしようとは考えていませんでした。
大学受験に失敗してしまい、将来のことを考えた時に『地元で商売をしたい』という気持ちが芽生えました。
その時にはふんわりと地元で喫茶店を開業したいと考えていたので、大阪の調理師学校へ進学しました。
必修科目に加えて、選択科目が選べたので、喫茶店開業に役立つだろうと「喫茶・バーテンダー」と「洋菓子」の2科目を選びました。
卒業後は豊橋にあるマッターホーンという洋菓子専門店に就職、3年間修行をしていました。
マッターホーンは洋菓子販売と喫茶が併設されていたので、そこでの経験が今に活きています。そして、岡崎市に戻ってきてすぐに『マジカル』をオープンしました。
当時23歳でしたから、独立するには早いのでは?と周りから言われました。
今となっては恥ずかしい話なのですが、高校の同級生が大学を卒業して、社会人1年目を迎えるタイミングで私は社長になってやる!
という反骨精神というか、負けず嫌いなところがあって笑 23歳というとかなり若かったかと思いますが開店してしまいました。
若さとは勢いですね。」
高校を卒業してから、しっかりと自分の将来を考えて行動されていらっしゃったのですね。
私も尾崎さんの同級生同様、大学では勉学よりも遊んでいる時間の方が多かった気がするので、背筋が伸びる思いです。
それでは、私が『マジカル』さんに取材が決まってから、一番聞いてみたかったことを聞いてみたいと思います。
尾崎「一言で言えば、『手品のように、魔法のように美味しいケーキを作りたい』ということですね。
開店した当時は、『マジカル』という言葉の認知度は今よりも低く、その後「マジカル頭脳パワー」や「まじかる☆タルるートくん」の影響で一般の方が知るようになった気がしています。」
2024/05/02