『地元おかざきのギフト』は、岡田印刷が岡崎で培ってきた生産者との信頼関係と印刷業のデザイン技術を活かし、取材、パッケージデザイン、販売を手掛けています。
地域に根ざした企業ならではの気持ちが込められた地域貢献型のカタログギフトです。
『地元おかざきのギフト』は、岡田印刷 おもしろ創造研究室の室長でもある、岡田翔さんがすべて一人で取材を行っています。
その理由を岡田さんにお伺いしました。「『地元おかざきのギフト』の開発において最も大切にしたことは、生産者様に直接お話を聞かせていただくといこと。実際に地元の特産品の生産者様やお店に足を運ぶことで、商品への熱い想いを受け取ることができると思ったからです。」
このカタログギフトには、生産者やお店の方だけでなく、岡田さんの情熱も込められているのですね。
さらに、専用のケースは、岡崎市の形にくり抜かれており、改めて岡崎市の”かたち”を感じることができます。
また、選べる商品ひとつひとつがハガキサイズのカードになっていて、生産者の顔と商品への想いがストーリーとして掲載されているという、今までにないカタログギフトとなっています。
このカタログギフトを生みだした、岡田さんの情熱や創造力はどのようにして育まれたのでしょうか。
岡田さんは、幼い頃から歌を習い、歌が大好きだったそうです。
高校生の時には、コーラス部の部長を務めて、出場した世界合唱コンクールでは見事、世界一となりました。
しかし、その世界一では満足できなかった岡田さんは、コーラス部で全員に向けられる拍手を自分が独り占めしたいと、思ってしまったそうです。
そこで、大学からは合唱よりも少人数のアカペラを始められたそうです。
アカペラを始めるとすぐに頭角を現し、フジテレビ系列番組『ハモネプ』にも出演され、現在も東京を拠点にアカペラグループとして活動し、世界大会でも優勝されました。
歌に対しても尽きることのない情熱で結果を出し続けていらっしゃるのです。
それにもかかわらず、歌で生きていく選択をしなかったのはなぜなのでしょうか。
2024/10/31