「味工房うめきん」は、こんにゃく・心太の専門店。
昭和5年に創業してから現在に至るまで、ぬかた地区の大自然の中こんにゃくを作り続けています。
岡崎の都心部を抜け、男川沿いにずうっと車を走らせると見えてくる小さな看板。
この看板が、目印です。見逃さないように注意してください。そう楽しそうに話す三代目。
家族で出かけた時に、出店で田楽蒟蒻を買って食べたんだそう。
その蒟蒻がすごく美味しくて、思わずお店の人にどこの商品か尋ねたら、
なんと自社商品でびっくりしたというエピソードを話してくれました。
「自分が美味しいと思う蒟蒻を作っている」と言うだけあります。
このエピソードを聞いて、すっかり社長のファンになってしまいました。
うめきんの蒟蒻は、本宮山麓の男川の水を使って、低い水温で仕込みます。
そして、夕方から朝まで低温でゆっくりと煮ます。
低い水温で仕込むことで、原料をたくさん使っても、なめらかでもちもちとした食感を味わえる製品ができるそう。
そしてゆっくり煮ることによって、粘りと弾力がある蒟蒻に仕上がるそうです。
つまり、低い水温と手間をかけた製法。
この二つが合わさることで、味工房うめきんのおいしい蒟蒻が出来上がっているのです。
2023/06/01