岡崎市で2001年にオープン以来、お客様に愛され続けるスバカマナの『こだわり』についてお伺いいたしました。
やはり、スバカマナのこだわりといえば『元祖チーズナン』。
チーズナンの歴史はここから始まったといっても過言ではありません。
タンドールで焼き上げる熱々のナン。
一切れ持ち上げると、ずっしりとした重量感と、溢れ出すチーズ。
チーズ好きにはたまらない、あの、チーズナン。
実は、本場のインドにはなかったメニューなんです。そう思い立った日から研究が始まりました。
まずは、市販のチーズと組み合わせ焼き上げます。思った通り!相性は良い。
だけど・・・
ここから研究の日々が始まるのです。
まずは何といっても、メインとなるチーズ。
一言でチーズといっても素材や産地、製法によって種類は異なります。
さらに、1種類のチーズだけでも、良い訳ではありません。組み合わせるとなると膨大なパターンとなってしまいます。
数か月に及ぶ試作を重ね、ようやく、満足のいく味わいにたどり着くのです。
『オランダ産「ゴーダチーズ」と、数種類のヨーロッパ産チーズをブレンド』
お店に届く箱には
「スバカマナブランド・スペシャルチーズ」と書かれています。
世界中、どこを探してもここにしかない、唯一無二のチーズが出来上がりました。チーズの味だけが主役になる、ナンを作りたいわけではありません。あくまでも、ナン生地とチーズの相性があってこそ。
だからこそ、クセの少ないオランダ産のゴーダチーズをメインにしたのです。
ほんのり甘いナン生地と塩気とコクがありつつも、主張しすぎないチーズの絶妙なバランス感。
絶妙な組み合わせで、理想のチーズナンがついに…
とは、ならないのです。まだ、足りないものがあるのです。
2023/08/24