こだわりの甘酒。あれも、これも甘酒。

あなたは「甘酒」と聞いてどんなことをイメージしますか？

・初詣の冷えた時に、甘酒。
・飲む点滴
・甘酒といったらお酒とイメージされる方がいるのではないでしょうか。

今回は岡崎市で「Nyanの甘酒」を営む高橋さんにお話をお伺いしました！

え？お店の前に自動販売機？

お店に到着し、まず目に入ったのは、ねこちゃんのキャラクターが描かれた自動販売機が。
え？
甘酒が自動販売機で売ってるの？

実はこの自動販売機には高橋さんの想いが詰まっていました。

そもそも、Nyanの甘酒を作り始めるきっかけとは。

自動販売機に気を取られながらも、まずは甘酒を作るようになったきっかけをお伺いしました。

高橋さんは学生時代からアトピー性皮膚炎の症状に悩まされていたそうです。ステロイド治療に頼りましたが、改善が見られず、眠れない日々が続くこともあったそうです。
実はプロのボクサーだった高橋さん。
引退後、鍼灸の専門学校に入学された高橋さんに運命の出会いが…。

そこで出逢った先生にアトピーの相談し自然療法や食事療法について学ばれたそうです。

アトピーを何とか改善しようと試行錯誤する日々の中で最も症状の改善につながってきた事が『食生活の改善』であり、その中心であったのが『お米』でした。
そして、その大切さを伝える為にオリジナルの『あま酒』を開発したそうです。

甘酒ってお酒じゃないの？

お客様にも時々聞かれるそうです。
甘酒はアルコールが入ってるから、子供にはだめですよね？と。

甘酒には大きく分けて2種類あり、
・酒粕（さけかす）甘酒
酒粕を使用した甘酒で1％未満ではありますが、アルコールが含まれています。
・米麹（こめこうじ）甘酒
米麹とお米を発酵して作られるため、アルコールが含まれていません。さらに栄養価が高く飲む点滴ともいわれています。

「Nyanの甘酒」は「米麹甘酒」なので、アルコールは含まれていません！
なので、飲む人を選びません。

『プレーンの甘酒』は、赤ちゃんの離乳食にも最適で、妊娠期や授乳中の方も飲んでいただけます。
また、高齢者の介護食としてもおすすめだそうです。

素材と製法に対するこだわり

日々、病と向き合う中で、カラダに摂り入れる食材は『質』が大切！！
という事を身をもって感じたことで幼い頃からの『食のあり方』を考えて欲しいという想いから、『赤ちゃんの離乳食』から食べられる甘酒を作るため、素材にこだわり、『ノンシュガー』『無農薬』『無添加』を軸に素材を厳選しました。

お米や糀は、熊本県や石川県産で長年にわたり『無農薬米』を作られている農家さんの『お米』と、手づくりの『米こうじ』を厳選されたそうです。

そして、それ以上にこだわったこと。

『味わい』です。

甘酒の自然な甘みと旨みを『ヘルシーな食』というだけではなく、『美味しいから食べたい』と思って頂けるような味わいに仕上げました。
厳選した『純無農薬米』だからこそ引き出せるお米の甘みと旨み、食感を味わって欲しいそうです。

甘酒を使ったお米スイーツも。

高橋さん、昔から『甘い物』好きで良く食べていたそうです。
しかし、カラダに負担の大きい『砂糖』を日常的に摂取していたことがアトピーを引き起こす大きな要因にもなりうるそうです。
そこで小さい頃から『砂糖』ではなく、出来るだけ自然な甘みを摂取して自分と同じような経験をしないような子供たちが育って欲しいとの想いから、『砂糖を使わないスイーツ』を一から開発したとの事です。

お米本来の甘みを生かした新感覚のお米スイーツ！
低カロリーながらしっかりとした糖質と栄養を摂取でき、腸内環境の改善につなげることができる一石二鳥、それ以上のスイーツです。

アレンジも教えていただきました。

アイスクリームの風に味わえる『くり〜むあま酒』は、一番の人気商品で、プレーン味の他にも様々な味わいが楽しめるそうです。
また、お水や牛乳、コーヒーやフルーツジュースなど、お好みのドリンクを甘酒と1：1で割るとオリジナルの甘酒ドリンクが楽しめるそうです。

冬には弱火でコトコトあっためてホットで飲むのもおすすめだそうです。

『あまざcake』は、甘酒をcake風に味わえる！？今までにないスイーツの形で、シンプルな味わいから様々なトッピングやフレーバーを楽しめる一品です！

そうだ！自動販売機！！

自動販売機の設置のきっかけについてお伺いしました。

添加物を使用していないからこそ、賞味期限が短くなってしまうのが、高橋さんの悩みだったそうです。
お店も、24時間営業はできないし、夜中に急に甘いものが食べたくなった、どんなときにも、いつでも手に入れられる、買ってもらいやすいようにしたいとの思いから、

お店の前に自動販売機を設置したそうです！！

さらに、遠方の方にも買っていただきやすいように、インターネットでの販売も開始され、好評だそうです。

高橋さんの想いの詰まったココロとカラダに優しい甘酒をぜひご賞味ください。