日本を代表する石材産地である愛知県岡崎市。
実は関東の真壁や四国の庵治に並ぶ、日本の石材三大産地のひとつです。
特に灯籠と彫刻では名高く、江戸時代から日本の生産拠点となってきました。
そんな石の都岡崎で、創業100年を超える岡崎石工業株式会社。
キーワードは『温故致新』。
「温故知新」にならい、古きをたずねて新しいものを身につけるという造語です。
岡崎石工業では、先代より匠の技を受け継ぎ、自社製造力の強化に日々努めていらっしゃいます。伝統を受け継ぎ、守り伝えていくことは大切なことですが、それだけでは生き残ることができません。
岡崎石工業では時代のニーズに寄り添い、「いま」に相応しい石材スタイルを目指し、新しい時代に挑戦し続けています。
国内外の製造業者とも提携し、味わい深い作品づくりから良質でお求めやすい作品まで、幅広い商品展開をしていくことで、伝統を守り続けるだけでなく、新しい石製品の魅力を発信されています。代表の宇野さんは、これまで多くの石製品を作られてきました。
数々の石職人がその名を馳せてきたここ岡崎市で、先輩の職人さん達から受け継いだ歴史と伝統技術を一心に、石の美しさを最大限に引き出す技を今もなお磨かれています。
一つ一つの作品には、職人の手間暇と、心のこもった繊細な技が息づいています。
2023/11/16