おかふる

株式会社深瀬畜産

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

2025.6.19

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

こんにちは。

おかふる公認ライター、オカザキチューブの小野です。

今回は岡崎市樫山町にある深瀬畜産に取材に伺い、会社の歴史やブランドに込めた想い、おかふるで販売している商品についてなど、営業課長の石崎さんにインタビューさせていただきました!

(お肉を持った写真の方は、代表取締役の深瀬政幸社長です。)

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

深瀬畜産の主な事業内容

―――深瀬畜産では、どのような事業を行っていらっしゃるんですか?

石崎「基本的には、豚肉や牛肉の枝肉(骨と肉がついた塊の状態)を市場から仕入れ、それを加工する事業を行っています。

仕入れた枝肉から骨を取り除き、余分な脂肪を削ぎ落とした後、ロース肉などのブロック肉に加工し、スーパーマーケットや精肉店、飲食店などに納品するのが主な業務となります。」

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

時代の変化とともに牛の売買から食肉加工業へ

―――深瀬畜産の歴史についてお聞かせください。

石崎「深瀬畜産の歴史は、現在の社長の祖父の代にまで遡ります。

当時はまだ農機具が普及していなかったため、牛を使って田畑を耕す時代でした。

そのため、牛に作業を教えた後、農家に販売するといった仕事を行っていました。

その後、時代が進み農機具の普及とともに、農作業用の牛の需要が減少し、それに伴い生きた牛を農家から仕入れ、市場で販売するという業務に移行しました。

やがて、食肉需要の増加に伴い、食肉センター等へ牛を出荷するようになり、現在の事業形態に発展していきました。」

―――現在の事業形態になってからどのくらい経つのですか?

石崎「法人化は平成13年(2001年)ですが、食肉加工事業を本格的に開始したのは約40年前になります。

そのため、食肉加工業としての歴史は40年以上に渡ります。」

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

地元発ブランド「みかわもち豚」や「岡崎竹千代ポーク」などの開発

―――深瀬畜産独自の取り組みやこだわりについて教えてください。

石崎「当社ではブランド化や銘柄化を進めていますが、あくまで「良質な肉を適正な価格で提供すること」を大切にしています。

例えば「みかわもち豚」や「岡崎竹千代ポーク」などのブランドを立ち上げましたが、高価格帯を狙うのではなく、消費者が手に取りやすい価格で提供することを重視しています。

また、農家の生産コストや労力に見合った価格で取引することを大切にし、適正な利益配分ができるよう努めています。

これにより、農家・加工業者・消費者のすべてにメリットがある流通を実現しています。」

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

岡崎生まれ岡崎育ち「岡崎竹千代ポーク」の特徴

―――「岡崎竹千代ポーク」について詳しく教えてください。

石崎「“岡崎竹千代ポーク”は、地域に根ざしたブランド豚で、農家と協力して生産されています。

飼育過程では竹炭を餌に混ぜて与えており、これにより腸内環境が整い、健康的に育つ豚になります。

結果として、脂の甘みが強く、質の良い肉質が特徴となっています。

このブランド豚は地元岡崎市で育てられ、市内を中心に流通しています。

そのため岡崎市民には“地元の味”として親しまれています。」

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

環境問題解決と畜産業の発展を両立させる「オクオカ竹プロジェクト」

―――「オクオカ竹プロジェクト」とはどのような取り組みですか?

石崎「このプロジェクトは、全国的な問題となっている竹林の放置問題を解決するために始まりました。

竹は生命力が強く、放置するとどんどん広がり、山林の生態系に影響を与えてしまいます。

従来は伐採した竹を処分場で焼却するしかありませんでしたが、これを有効活用できないかと考えました。

そこで竹を炭化し、豚の飼料として活用する試みが始まりました。

竹炭を混ぜた飼料を食べた豚は健康的に育ち、その結果、肉質も向上しました。

この取り組みは、環境問題の解決と畜産業の発展を両立させる画期的なものとなっています。

またこのプロジェクトでは、地域通貨のような仕組みを導入し、竹の伐採に協力してくれた人々に対して地域で使えるクーポンを提供するなど、持続可能な活動として展開されています。」

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

おかふるで購入できる深瀬畜産の目玉商品

―――おかふるでも販売中の「肉問屋のお肉ゴロゴロ贅沢ビーフカレー」には、どのようなこだわりがありますか?

石崎「肉問屋の強みを活かし、牛一頭から200〜300g程度しか取れない希少な部位を使っており、お肉には非常にこだわっています。

じっくり煮込んでも煮崩れせず、形を保ったまま柔らかく美味しいお肉を使用しています。

カレーやシチューに向いている部位を使っているので、是非お肉を美味しく味わって食べていただければと思います。

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

パッケージの外から触ってもお肉のサイズが分かるくらい大きめにカットしているので、食べ応えも抜群ですよ!

コクのある中辛のルーも多くの方からご好評いただいております。」

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

―――「岡崎竹千代ポーク焼肉セット」には、どのようなこだわりがありますか?

石崎「当社自慢の“岡崎竹千代ポーク”の様々な部位を楽しめるセットです。

竹炭を添加した餌を与えて飼育した、地元岡崎生まれ岡崎育ちの三元豚「岡崎竹千代ポーク」の肩ロース・カルビ・スペアリブ・ウインナー・フランクフルトの美味しさを、是非ご堪能いただきたい商品です。

焼肉用にカット済みですので、届いてすぐに美味しい焼肉を楽しむことができますよ。」

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に届ける深瀬畜産のこだわり

地産地消と安心・安全にこだわった美味しいお肉を食卓に

深瀬畜産は、創業当初の牛の育成から始まり、時代の変化とともに生きた牛の売買へ、さらに現在の食肉加工業へと発展していきました。

ブランド肉の生産や環境保護を意識した取り組みを行いながら、地域に密着した経営を続けています。

良質な肉を適正価格で提供するという理念のもと、今後も消費者に安全でおいしい肉を届けていくことを目指しています。

深瀬畜産のお肉は、岡崎市北東部(オクオカ)にある産直施設「はいらっせぬかた」や、藤川宿の産直コーナーをはじめ、市内いくつかの精肉店でも購入可能です。

また市内の様々な飲食店にもお肉を卸しているので、岡崎市民の方は知らず知らずのうちに深瀬畜産の美味しいお肉をいただいているかもしれませんね。

ご自宅用にも贈答用にもオススメですので、是非おかふるで深瀬畜産自慢のお肉やカレーを注文してみてはいかがでしょうか?